弊社では高精度の寸法測定が可能な三次元測定機(CMM)や、寸法だけでなく面のうねりや歪みなど三次元形状を計測可能な3D画像形状測定装置(3DSM)を導入し、部品・完成品の品質管理を行っています。また、一部部品の受入検査業務に画像寸法測定装置(IDMS)を導入して、省力化かつ高精度化を図っています。

ステンレス素材の溶接品質の維持・向上のためには、適切な溶接方法・条件を用いて材料を適切に溶融・接合することが大切です。弊社では生産にあたって溶接条件設定の妥当性確認のため溶接箇所の断面観察・分析を行います。また、必要に応じて卓上型電子顕微鏡(SEM/EDX)を用いてより微細な溶接部構造観察や成分分析をし、溶接品質の保証をいたします。

製品の耐久性や耐腐食性能の検証のため、タンク内部に加圧して耐久性を確認する耐圧実験や、溶接部の疲労寿命を推定するための繰り返し耐圧試験、さまざまなステンレス素材のタンク溶接部分の腐食を調べる耐腐食性実験など、品質に関する様々な試験を実施。製品品質の保証を行い、お客様に満足いただける信頼性の高い製品をお届けします。